『Death in the Freezer』Oxford Bookworms Stage2
2004年 12月 03日
あらすじ:
主人公のエレンは弟のアルに大変なコンプレックスを持ち、憎しみすら感じていた。なぜなら、アルは幼い頃から両親に愛され、しかも現在は歌手としても大変な成功を収めていたからだ。一方、エレンは看護婦として働いているもののさえない日々。憎む気持ちが高じて、ついに大変なことになってしまう。
主人公が獄中にいるという衝撃の一文で始まります。面白いか面白くないかだけをいえば面白い作品です。ジェットコースターのようなスピーディな展開で、引き込まれます。でも主人公にもそれ以外の登場人物にも全く魅力を感じませんでした。主人公の気持ちは理解しますが、あまりに悪どく、全然共感できません。かといって、ピカレスクものの主役としてもちょっと物足りない感じです。一方、弟の方もひどい目にあって当然という感じの男です。主要登場人物は全員良心のかけらも感じられず、話は面白かったけれど、読んでいて段々腹が立ってきました。主人公に共感できれば、また違った感想を持ったかもしれません。
主人公のエレンは弟のアルに大変なコンプレックスを持ち、憎しみすら感じていた。なぜなら、アルは幼い頃から両親に愛され、しかも現在は歌手としても大変な成功を収めていたからだ。一方、エレンは看護婦として働いているもののさえない日々。憎む気持ちが高じて、ついに大変なことになってしまう。
主人公が獄中にいるという衝撃の一文で始まります。面白いか面白くないかだけをいえば面白い作品です。ジェットコースターのようなスピーディな展開で、引き込まれます。でも主人公にもそれ以外の登場人物にも全く魅力を感じませんでした。主人公の気持ちは理解しますが、あまりに悪どく、全然共感できません。かといって、ピカレスクものの主役としてもちょっと物足りない感じです。一方、弟の方もひどい目にあって当然という感じの男です。主要登場人物は全員良心のかけらも感じられず、話は面白かったけれど、読んでいて段々腹が立ってきました。主人公に共感できれば、また違った感想を持ったかもしれません。
by chirimendonnya
| 2004-12-03 20:41
| 洋書