『DIVE!!』(4)コンクリートドラゴン 森 絵都 講談社
2005年 02月 17日
さて、いよいよ『DIVE!!』も最終巻です。
あらすじ:
待ちに待ったオリンピック代表選考会。それぞれの持ち味を活かし、順調にこなしていく知季と飛沫。一方、大本命と見られていた要一は調子が出ない。いったいどの選手がオリンピック代表に決定するのだろうか?
巻ごとに主人公が変わるという趣向だったこの作品、最終巻はこれまで出てきた色々な登場人物の視点で展開されます。それこそ、「え、彼のことも?」と思うような脇役までも、心情が語られています。それによって「結果」は色々だったけど、全く報われないということはないんだな、と改めて思いました。読み終わって、すごく爽やかな気持ちです。結末も考え得る限りで一番幸福な形で、私は満足です。
最後きれいに終わっているけれど、ちょっとその後の展開が期待できる形だったので、もう少しあってもいいかな、と思いました。でも、あまり続けすぎるとダメになることは色々な作品で証明済みなので、こう思うくらいで丁度いいのかもしれません。
あらすじ:
待ちに待ったオリンピック代表選考会。それぞれの持ち味を活かし、順調にこなしていく知季と飛沫。一方、大本命と見られていた要一は調子が出ない。いったいどの選手がオリンピック代表に決定するのだろうか?
巻ごとに主人公が変わるという趣向だったこの作品、最終巻はこれまで出てきた色々な登場人物の視点で展開されます。それこそ、「え、彼のことも?」と思うような脇役までも、心情が語られています。それによって「結果」は色々だったけど、全く報われないということはないんだな、と改めて思いました。読み終わって、すごく爽やかな気持ちです。結末も考え得る限りで一番幸福な形で、私は満足です。
最後きれいに終わっているけれど、ちょっとその後の展開が期待できる形だったので、もう少しあってもいいかな、と思いました。でも、あまり続けすぎるとダメになることは色々な作品で証明済みなので、こう思うくらいで丁度いいのかもしれません。
by chirimendonnya
| 2005-02-17 18:09
| ヤングアダルト