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by chirimendonnya
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下妻物語

あらすじ:
ロリータファッションに身を包んだ極甘の外観に似合わずしょっぱい性格の桃子は、洋服代欲しさにしたことをきっかけにヤンキーのイチゴと出会う。センスも性格も全然違う二人だが、徐々に友情を深めていく。

何だかすごくいいらしいとは聞いていたけれど、期待以上の作品でした。主役二人のファッションセンスからはほど遠い私ですが、すごく楽しめました。いい意味で馬鹿馬鹿しくて大満足です。約100分があっという間に過ぎました。前半は、爆笑(と言っていいと思う)漫才で笑わせ、後半熱く盛り上げます。

見始めてすぐに超田舎をフリフリワンピースの女の子が歩くというギャップがおかしくて笑ってしまいました。もう、見ていてよくぞここまでと感動すらしてしまう漫画チックさと馬鹿馬鹿しさです。ちょっと『少林サッカー』に通じるものがあります。漫画チックとはいっても見られる映画として完成させるのは、結構大変だと思うので、監督はセンスのある人だと思いました。

キャストは主演の深田恭子(桃子)と土屋アンナ(イチゴ)をはじめ、結構豪華で得した気分です。しかも、主役の二人を含めて「この人違うよ」と思う人が全然いませんでした。。特に深田恭子は今回見直しました。今までかわいいけど下手程度にしか思っていなかったけど、ロリータファッションが似合う外見、甘ったるい雰囲気はもちろん、妙な距離感やクールさが良かったです。何ともいえない独特さ、見せ場での普段とのギャップが役にあっていました。

他人に無関心で独特の意識を持っていた桃子が、少しずつ心を温かくしていくのがいいです。友情にドラマチックに目覚めさせるのではなく、なんてことはないことの積み重ねで段々イチゴに情を移していくのがわかります。今まで自己中心的だった自分が他人を大事に思うようになるなんて恥ずかしいと思いつつ、友情を感じる過程が意外に丁寧に描かれています。だからこそ、最終盤に気恥ずかしいくらい熱い展開になってもうっとうしく思うどころか、説得力があったと思いました。
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by chirimendonnya | 2005-02-25 09:38 | 映画