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by chirimendonnya
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ボーン・アイデンティティ

あらすじ:
海の中から一人の若い男が救出される。男には自分自身に関する記憶が全くない。唯一自身の正体につながりそうなのは、体内に隠されていた口座番号だけ。彼は、それだけを頼りに一路スイス・チューリヒに向かう。その個人金庫には、数種類のパスポートと銃、そして多額の金があった。しかも、自分には常人にない能力がいくつも備わっている上に、何らかの理由で追われる身であるようだ。チューリヒで知り合った根無し草のマリーとともに逃避行生活を送る彼は、果たして逃げ切れるのだろうか。

前に一度見たことがあったのですが、現在上映中の続編「ボーン・スプレマシー」を見る前にちょっと復習しようと思い、もう一度見ました。最近まで知りませんでしたが、原作があるそうです。著者はロバート・ラドラム、原書のタイトルはそのまま”Bourne Identity”で
CUBE290さんのブログで紹介されています。翻訳版は新潮文庫より『暗殺者』という題名で出版されています。
ただし、映画化に当たってかなり大胆なアレンジを行ったようです。

正直、実際見てみるまではマット・デイモンがアクション映画というのがピンとこなかったのですが、良い意味で先入観を裏切られました。3ヶ月間猛特訓したというアクションシーンは抜群に迫力があり、画面に釘付けになってしまいました。さらに、彼の知的で繊細な雰囲気が、徹底的に訓練を受けた人間兵器、悩める男といった要素に説得力を与えていて、とても良かったです。

マット・デイモン=ジェイソン・ボーンのキャラクターはもちろん、こだわりのヨーロッパロケとシックな色調がこの映画に奥行きを与えています。アクション映画というと、ストーリーが適当ということが良くあるけれど、これはそんなことはありません。二転三転する展開も目が離せません。ラストシーンも味わいがあって良かったです。

今回は返却まで時間があったので、DVDの特典映像にも目を通してみました。未公開シーン、もう一つのラストシーン、キャスト・スタッフによる制作秘話などで、かなり見応えがありました。特に後ろ二つは必見です。

制作秘話がよかったということは、この作品への満足度が高かったこともあるかもしれません。いくら色々語られていても映画の内容によっては苦笑することになってしまいます。こだわったポイント、新しいタイプの作品にしたかったという意気込みがダグ・リーマン監督やマット・デイモンから語られます。上に書いた3ヶ月間アクションを特訓したという話はここで出てきます。

もう一つのラストシーンは、採用されたものに比べ、ややメロドラマ調。くさすぎてちょっとしらけてしまったので、これにならなくて本当に良かったです。
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by chirimendonnya | 2005-03-05 15:47 | 映画