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by chirimendonnya
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レベッカ

1940年に作られたヒッチコック監督作品で、アカデミー賞作品賞などを受賞しています。

あらすじ:
中年女性の話し相手を務めるある若い女性。彼女は、ある日偶然に大富豪のマキシム・ド・ウィンター氏と知り合い、勢いで結婚してしまう。ド・ウィンター邸があるマンダレーに着いた彼女を待っていたのは、マクシムの亡妻レベッカの幻影におびえる暮らし。人々が口々に讃えるレベッカをいやでも意識し、だんだん陰鬱な気持ちになっていく。さらに、頼みの夫との仲もかみあわなくなっていく。そんなとき、予期せぬ事件が起きる。

最初ややコメディタッチで始まりますが、あまりの唐突な結婚に主人公の雇い主が呪われろと言わんばかりの強烈な皮肉を投げつけるあたりから不吉な予感が漂います。映像的に派手なことは一切していないのに、そういう手段を使っている作品よりもずっと恐怖を感じました。見ながら、夫婦生活は壊れ主人公は破滅する、という筋書きを予想していましたが、全くの的はずれでした。最後の30分くらいは全く予断を許さない作りになっていて一応、主人公、その夫マキシム、レベッカのそれぞれの面目を保つ形で終わっています。

主人公を演じた女優さんが、最初の少女の面影を残した明るく快活な女性、心理的に追いつめられていく恐怖、最後の方の一本芯の通った女性をメイクや服の変化だけに頼らず、うまく演じていてとても気になりました。ジョーン・フォンティーンという人で、清楚でかわいいルックス共々、とても魅力がある人です。夫マキシムの方は、名優ローレンス・オリヴィエが演じています。いい意味で名誉を何より重んじる役があっていました。映画の中身共々、キャスティングもとても良かったと思います。
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by chirimendonnya | 2005-03-10 15:21 | 映画