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by chirimendonnya
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Shall We ダンス?

先週、ハリウッド版を見に行ったばかりのShall We Dance?、オリジナル版が金曜ロードショーで放映されました。丁度いいタイミングなので、しっかり見てしまいました。

こうしてすぐ後に見てみると、ハリウッド版は本当にそのままに作ってあります。キャラクター設定から、ストーリー進行まで「ここまでそのままだったのか」と、びっくりしました。アメリカと日本ではダンスをめぐる環境や色々な考え方に若干違いがあるので、ダンス上達の過程は省いてあったり、ダンスをしていることに後ろめたい気持ちを感じる理由は変えてあったりするけど、ほとんどそのまま。ダンスを習うことに後ろめたい気持ちを感じる理由は、やっぱりオリジナルの方が説得力があります。でも、主人公の先生への視線と先生に色々語らせなかったのは、ハリウッド版の方が良かったと思います。役所広司の視線はちょっとじっとりし過ぎていて気持ち悪いし、先生が自分の背景を色々と語るたびにちょっとしらけてしまったので。それぞれ一長一短があり、映画としてはどちらも私は好きです。

全体的に黄色みが強い穏やかな色調の画面で、ぬくもりが感じられました。画面を見ているだけで、ゆったりとした感じになります。そんなにお金がかかっていない気がするのに上品に見えるのは、素敵なことだと思います。エンディングも余韻があって、最初から最後までとても丁寧に作られていました。

ダンス教室にやってくる男性のほとんどが美人の舞先生がお目当てということだけど、私だったら優しくて上品なたま子先生に教わりたいな。ああいう人、普段でも好きです。物腰が柔らかいのにダンス時の靴のヒールの高さにいい意味での美意識の高さを感じます。やっぱり優雅なダンスをするには意識が大事ですね。

多少見た目が外国人に劣っていても、変わり者に見られがちでも、ダンスを踊れるっていうのは素敵なことです。一見かっこわるくても、一生懸命やってるっていうことがまず素晴らしいし、ダンスやってることで身に付く姿勢の良さもちょっと憧れます。姿勢がいいのは健康にもいいといわれてるので、「健康のために医者に勧められた」という登場人物の一人の言葉にはとても説得力がありました。

それにしても前から不思議なのは舞先生のとよ子先生に対する態度です。とよ子さんはダンスも性格も先生とは対極にある感じなのに、何となく態度が優しかったり娘さんまで知っていたり、妙に親しげです。男性だと「自分が目当てなんじゃないの?」と身構えてしまうだけで、相手が女性だとああいう感じになるのか、とよ子さんに実は親しみを感じているのか、それともただ教室に長く通っているからなのか。多分、一番最後なんだろうけど何だか面白かったです。
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by chirimendonnya | 2005-05-07 20:13 | 映画