コメント、トラックバックについては承認制を取らせていただきます。


by chirimendonnya
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

『魔法使いハウルと火の悪魔』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ  徳間書店

宮崎駿監督の「ハウルと動く城」の原作です。映画は未見ですが、映画があまりにも有名なのであらすじはかくまでもないかもしれないけどとりあえず・・・。

あらすじ:
帽子屋の長女ソフィー・ハッターはしっかり者で手先が器用。家業の帽子屋は儲かっていたのだが、ある日父が急死。3人姉妹がそのまま家にいるのは苦しい経済状況だったのが判明し、下の妹二人は奉公に出た。一方ソフィーは器用なこともあってそのまま家に残る。ところが、ある日”荒れ地の魔女”の手によって老婆の姿に変えられてしまう。

続編の『アブダラと空飛ぶ絨毯』を先に読みました。その時、色々と感想を拾っていたら、「第1作はすごくおもしろかったのに、これはいまいち」みたいな感想をずいぶん見かけたので、『アブダラ~』を楽しんだ私としては大きな期待を持って読み始めました。私にとってはどちらも同じくらい楽しめました。アラビアン・ナイト風の世界が好きなので、どちらかといえば続編の方が好きです。

読み始めてみると、ハウルが意外と普通の人だったのでちょっと拍子抜けしました。もっとわがままで自意識過剰なのかと思ったら意外と常識人。あれこれ図々しく世話を焼くソフィーの方がよっぽど問題人物に思いました。それにしても、「自分の部屋を掃除するな」という時の理由がいかにも部屋が汚い人の言い分、という感じで面白かったです。

ハウルが火の悪魔カルシファーと契約した理由はもちろん、色々な謎が終盤になるまで全然解けず、結構わくわくした気持ちのまま読み終えました。家族っていいものだと思わせてくれる終盤の展開は良かったです。
[PR]
by chirimendonnya | 2005-07-16 15:11 | ファンタジー