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by chirimendonnya
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『ペーパーバック入門』枝川 公一   講談社現代新書

著者とペーパーバックとの出会い、ペーパーバックの歴史、ペーパーバックの装幀の変遷などが書かれています。なにしろ、出版されたのが昭和61年とやや古いので、情報が古いところもありますが、それ以外の所は結構面白くてためになります。

ほんの十数年前でも本当に限られた書店でなければペーパーバックを含む洋書が手に入らなかったことを思うと、現在は隔世の感があります。今なら、どこに住んでいても色々なジャンルの洋書が手にはいるし、値段もずいぶん安くなったのではないでしょうか。もっとも環境が良くなっても、やっぱり英語の上達は個人の意気込みにかかってるわけで、特に最初の方を読んでいると色々反省してしまいます。中高の教科書では飽きたらず、自分で本屋に探しに行くなどとても積極的。当時は東京といえども洋書の置いてある店はそうそうなく、注釈本だそうですが。今でも参考書コーナーで見かけますが、とても歴史の古いものだったんですね。

ジャック&ベティが本当に教科書の名前だったのは知りませんでした。ずっと、教科書に出てくる話の主人公だと思っていたので。後、「タイ・アッフプ」が和製英語だというのを知ってびっくりしました。本当はtie-inというそうです。インとアップ、大分感じが違いますね。英語圏の人は初めて聞いたとき、びっくりするでしょうね。

各ジャンルの紹介もされてますが、その中の「歴史ロマンス」には受けました。こういうジャンルが海外でも実は人気なのもびっくりですが、作り方の表(ヒロインに襲いかかる困難=誘拐、意地悪な金持ちのじいさんと結婚させられるなど)には笑いました。たしかにこのジャンルはどれもあらすじが似てますよね。
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by chirimendonnya | 2005-09-04 13:43 | 読書色々