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by chirimendonnya
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スウィングガールズ

昨日、テレビでやってたので見ました。

最初の弁当を腐らすエピソードからすでに馬鹿馬鹿しく、監督の方から「これはコメディですよ(お気楽に見てね)」というお断りが入っているように感じました。見ていて違和感を感じるようなとんでもな展開も実は計算されていたのではないかと勝手に思ってます。

中学の時、吹奏楽部でトランペットをやっていたので、補習をサボる口実にビッグバンドをやることになった主人公達がジョギングやったり腹筋やったりする場面は見ていて懐かしかったです。音出るまでって結構大変で運動部か?というくらい走ってました。自分の実体験も含めて一番リアリティを感じる場面です。

そこらの修理工場で楽器が直ってしまうところや終盤の展開なんておもいっきり「ありえない」と思ってしまいましたが、登場人物達の憎めなさと最後の演奏場面で全て許せてしまいます。演奏場面が素晴らしいのはある意味当然として、登場人物に悪い人がいないっていうのは結構素晴らしいことのように思います。なんかゴーイング・マイ・ウェイといった感じのバンド少女二人が意外にずっとメンバーで居続けたり、二人のバンド仲間だった修理工場のお兄ちゃん達がヤンキーな見た目に似合わず歌が暗かったりめちゃくちゃ優しかったり、そういうところがこの映画の良いスパイスになっていると思います。

途中で逃げたメンバーが戻ってくるあたりの経過をものすごくさらっと流してるので、ちょっとびっくりしました。でも、そのドライさにかえって今っぽさと爽やかさを感じてしまいました。そのあたりの葛藤をかいた方が説得力はあったかもしれないけどどうしても湿っぽくなって、また見る機会があったら見たくない場面になりそうなので。その間のことは観客に任されてると考えることにしました。

どこか人の良い登場人物達とほのぼのした東北弁、きれいな景色がいい味出してます。そしてもちろん演奏。ジャズっていいなあ、頑張るっていいなあと素直に思いました。
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by chirimendonnya | 2005-11-06 19:57 | 映画