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by chirimendonnya
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『はてしない物語』上下 ミャエル・エンデ  岩波少年文庫

映画「ネバーエンディング・ストーリー」の原作としても有名な作品です。

あらすじ:
小太りでさえない少年バスティアンはクラスメイトのいじめから逃げるため、本屋に駆け込む。無愛想な親父が店主のその店には、『はてしない物語』という不思議な本があった。とてつもなくその本に惹かれた彼は、隙を見て店から持ち出してしまう。学校の屋根裏に隠れてこっそり読み始めると、その本の中の国”ファンタージェン”は闇に侵され、存亡の危機にあった。やがてアトレイユという少年が選ばれし者として、あまたの冒険を乗り越え、国を救うのだが、最後の仕上げにどうしても人間の力が必要だった。その世界を統べる“幼な心の君”に新たな名前を付けるというのが、人間に与えられた任務。その人間とは・・・バスティアン。


話の大筋は結構有名なので、読んだことがなくても“少年が本の中に入って冒険をする“というのは知ってる人が結構多いと思います。私もそこまでは知っていました。読み始めると上巻はまるまるアトレイユの冒険をバスティアンが読み進めていく、という構図になっています。読み手である彼が本の中に入って冒険をするのは下巻の話。

上巻は割と普通のファンタジーというか単純に話の面白さだけで引っ張る感じです。対して下巻は深いです。バスティアンが願いを一つかなえるごとに一つ普通の世界での記憶を失っていくという風になっています。最初のほうは特に困ったことも起きないのでいいですが、後半に入ると、まさに身をきられる思いで読みました。
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by chirimendonnya | 2008-07-30 08:16 | ファンタジー