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by chirimendonnya
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カテゴリ:映画( 48 )

原作はロアルド・ダールの『チャーリーとチョコレート工場』。そう、現在ジョニーデップ主演で公開されている映画と同じです。たまたま時間がとれて昨日と今日で両方見られたのでレポートしたいと思います。原作が同じとはいえ、作られた時代も作った人も全然違うので、どちらもそれぞれ良いところがありました。

こちらの制作は1971年。したがって、チョコレート工場の中のセットが非常にチャチです。昔だということを考えると仕方がないんだと言い聞かせてもがっかりしてしまいました。何だかさびれた遊園地みたいで残念。

知らないで見たのですが、この映画は基本的にはミュージカル仕立てです。「ウンパルンパの歌」がすごく気に入りました。曲がリズミカルで親しみやすいです。この歌の時だけは、映像もそんなに古くさく感じませんでした。

この作品のいいところは毒があんまりないところです。ウォンカさんもそんなに極端に変な人ではないし、チャーリーはもちろん他の子供もそこそこかわいげがあるので、見ていて居心地が悪い思いをすることはありませんでした。特にガム好きなバイオレットとテレビ大好きマイケルは、結構憎めない感じがして可愛いと思いました。大金持ちのペルーカが感じ悪いのは仕方ないですけども。原作の持つ毒を程よく薄めてあって多少の間伸び感はあっても誰でも楽しめる作品になっていると思います。
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by chirimendonnya | 2005-09-18 20:09 | 映画
もうそろそろすいてきたかと思い、本日友達と見に行っていきました。お昼頃の上映時間だったことと吹き替えだったのとである程度すいていることを見越して、というかそれを狙って行ったのですが、予想以上のすき具合でびっくりしました。タレントが出てないとこんなもんなのかな。吹き替えはC3-PO以外はイメージにあっていて、とても良かったと思います。C3-POだけはオカマっぽい感じでいやでした。単に気取ってしゃべっているだけで、別にそっち系ではないと思うんだけど、なんでああなってしまったのでしょうか。


本編前にやる予告がどれも面白そうで得した気分。
キングコング:ピーター・ジャクソン監督(『ロード・オブ・リング』)が最初にご挨拶して予告編。監督、やせたような?というのはともかくとして、CGを駆使した映像は迫力があり、面白そうでした。

ロボッツ:ポスターで見かけるロボット達がどうもかわいいと思えなくて、興味0でしたが、動くと結構愛嬌があります。ストーリーはベタだけどツボを押さえた展開である模様。予告で見る限りでは西田敏行、山寺宏一はもちろん、草薙君も矢田亜希子も悪くない感じでした。

ファンタスティック・フォー:全米で大ヒット中、だそうです。特殊な能力を持つ4人組が悪の組織と戦う(らしい)話。こういう話ってどれも同じに見えちゃうんだけど、割り切って見れば面白いかもと思いました。


予告はまあこの辺にして、本編の感想を。
この映画の見所はどうやってエピソード4から後につながるかと言うことだと思います。実際、見てきた人に聞くと「すっきりした」という感想が返ってきました。「選ばれし者」として順調に成長してきたアナキンがどうやってダークサイドに落ちたのか?そして、双子なのにレイア姫とルークは何故別々に生まれたのか?こういった謎が解けたという意味では、非常にすっきりしたといえます。聞いてはいたけど、チューバッカが出てきたのはうれしかったです。

でも当初から言われていたとおりの悲劇的な終わり方で、だまされた上に、言葉では言い表せないほど多くの物を失ったアナキンは哀れとしか言いようがありません。エピソード4から後のダース・ベイダーにはユーモラスな雰囲気すら感じていましたが、これを見てしまうと見方が変わりそうです。愛のためにしたことが結局全て裏目に出てしまった彼は、果たしてどんな思いを抱いて生きてきたんだろうと考えてしまいました。ヘイデン・クリステンセンが目の動きなどでうまく演じています。彼がとても素敵なので、余計最後悲しいわけですが・・・。

冒頭では、反抗的ながらも師匠のオビ=ワンとは強い絆で結ばれていたので、ああなってしまったのは本当に残念。感情の動きで不自然と思われるところは、純粋培養でまっすぐ育ったゆえに極端から極端に走りやすいんだと思うことにしました。

ライトセイバーでのアクションもたっぷりで、ヴィジュアルイメージも魅力的であまり2時間半を長く感じませんでした。ファンとしては大変満足です。でも、人を攻撃する効果的な技はたくさんあるのに、人を癒す技はないことを悲しく思いました。



         
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by chirimendonnya | 2005-07-30 20:34 | 映画

Shall We ダンス?

先週、ハリウッド版を見に行ったばかりのShall We Dance?、オリジナル版が金曜ロードショーで放映されました。丁度いいタイミングなので、しっかり見てしまいました。

こうしてすぐ後に見てみると、ハリウッド版は本当にそのままに作ってあります。キャラクター設定から、ストーリー進行まで「ここまでそのままだったのか」と、びっくりしました。アメリカと日本ではダンスをめぐる環境や色々な考え方に若干違いがあるので、ダンス上達の過程は省いてあったり、ダンスをしていることに後ろめたい気持ちを感じる理由は変えてあったりするけど、ほとんどそのまま。ダンスを習うことに後ろめたい気持ちを感じる理由は、やっぱりオリジナルの方が説得力があります。でも、主人公の先生への視線と先生に色々語らせなかったのは、ハリウッド版の方が良かったと思います。役所広司の視線はちょっとじっとりし過ぎていて気持ち悪いし、先生が自分の背景を色々と語るたびにちょっとしらけてしまったので。それぞれ一長一短があり、映画としてはどちらも私は好きです。

全体的に黄色みが強い穏やかな色調の画面で、ぬくもりが感じられました。画面を見ているだけで、ゆったりとした感じになります。そんなにお金がかかっていない気がするのに上品に見えるのは、素敵なことだと思います。エンディングも余韻があって、最初から最後までとても丁寧に作られていました。

ダンス教室にやってくる男性のほとんどが美人の舞先生がお目当てということだけど、私だったら優しくて上品なたま子先生に教わりたいな。ああいう人、普段でも好きです。物腰が柔らかいのにダンス時の靴のヒールの高さにいい意味での美意識の高さを感じます。やっぱり優雅なダンスをするには意識が大事ですね。

多少見た目が外国人に劣っていても、変わり者に見られがちでも、ダンスを踊れるっていうのは素敵なことです。一見かっこわるくても、一生懸命やってるっていうことがまず素晴らしいし、ダンスやってることで身に付く姿勢の良さもちょっと憧れます。姿勢がいいのは健康にもいいといわれてるので、「健康のために医者に勧められた」という登場人物の一人の言葉にはとても説得力がありました。

それにしても前から不思議なのは舞先生のとよ子先生に対する態度です。とよ子さんはダンスも性格も先生とは対極にある感じなのに、何となく態度が優しかったり娘さんまで知っていたり、妙に親しげです。男性だと「自分が目当てなんじゃないの?」と身構えてしまうだけで、相手が女性だとああいう感じになるのか、とよ子さんに実は親しみを感じているのか、それともただ教室に長く通っているからなのか。多分、一番最後なんだろうけど何だか面白かったです。
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by chirimendonnya | 2005-05-07 20:13 | 映画

Shall We Dance?

あらすじ:
遺言作成専門の弁護士ジョンは社会的にも成功し、家庭もまあ円満。しかし、生来の生真面目さから来る”つまらない”部分を妻から面と向かって指摘されるなど、夫婦関係は完全に倦怠期の上、思春期の子供達はやりたい放題とちょっとうんざりしている。そんなある日、通勤電車の窓から外を眺める美女の姿が。彼女のいる窓の下にはダンススクールの派手な看板。最初は躊躇していたジョンだが、あまりに彼女が気になり、つい途中下車してしまった上にうっかり体験レッスンまで受講。なりゆきでダンスを習う羽目になってしまった。動機が不純で最初は気乗りしなかったジョンだが、次第にダンスの楽しさに目覚め、自宅や職場でも密かにレッスンに励む。競技会出場まで決まってしまい、自然帰宅時間も遅めに。そんな彼の姿に妻と娘は不安を募らせていくが・・・。


リメイク版の噂を聞いたときはまさか本当に作られるのか疑問だったこの作品。キャストを聞いてからは不安倍増だったこの作品。なのに、「かなりオリジナルに忠実に作られていて、オリジナルが好きだったなら多分気に入る」と聞いた途端行く気になってしまうんだから、現金なもんです。

確かに下世話な部分は強いものの想像以上に忠実に作られています。周防正行監督がアメリカ公開までのあれこれを書いたエッセイ「『Shall We ダンス?』アメリカに行く」では、”アメリカ人から見て主人公の行動は理解しづらい”、”受けが良かったのは竹中直人が演じていた青木”等という記述があったので、かえって意外に思ったくらいでした。青木に相当する役の出番は少なめで、中心はあくまで主人公。かっこよすぎる、と思っていたリチャード・ギアも、生真面目な役柄設定のせいか結構役にあっていると思いました。ダンスの先生を演じたジェニファー・ロペスは普段のイメージからもっと親しみが持てる感じになるのかと予想していましたが、こちらもオリジナル通りのつんとした感じに。ラテンダンスの部分の濃さ、ダンスへの情熱を見せるシーンでの熱さは彼女の個性でしょうか。

無理を感じたのは、ダンスをやっているのを隠す理由と主人公の妻。社交ダンスをやっている人はよほどの物好きという日本と違い、あちらではダンスをする機会が多いというのは知っていたので、ダンスをしていることを隠す理由が、そう思われたら屈辱的には違いないけど、思う人いるのか?という無茶な理由づけでした。ジャンルを問わないなら、ダンスは日本の何倍も広がっているわけで苦労の後がうかがえます。

主人公の妻は、感情の流れが個人的に納得できず出てくるとしらけました。なのに、登場場面がかなり多く、困りました。妻の発想と行動に納得できなかったので、公開前から話題になっていたあるシーンも「だから?」という感じです。そこだけではなく妻登場シーンのほとんどが、映画から浮いているように思いました。ユニークな登場人物ばかりなんだから、やっぱりダンス教室場面中心の方が良かったです。

ずうずうしいオバサンダンサー(ルックスとスタイルはオリジナルよりいいけど、性格が超キツイ、オリジナルは渡辺えり子)、情熱的すぎるラテンダンサー(実ははげている、竹中直人)、思いを寄せる女性に告白するためにダンスを始めた愛すべき太っちょさん、女にもてるのが目的の軽い彼、と楽しいキャラクターがそろっています。ラテンダンサーの人は、ヅラをかぶれば普通にかっこいいし、そんなにあくが強い役者じゃないのに、ダンスシーンになると、情熱的すぎるのがすごいと思いました。パートナーとセットで濃すぎ。もう、笑えます。

濃すぎカップル登場場面の他も、笑いを誘う場面がいくつもあり、そのたびに劇場内から笑いが起こりました。ラストもこれ以上ないハッピーエンド。見終わってすごくさっぱりした楽しい気分になりました。そして、ちょっとダンスをしたくなりました。

私が行った劇場では等身大(たぶん)のリチャード・ギアの楽しいパネルがお出迎え。あったら是非近くで目線を下にして見てください。
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by chirimendonnya | 2005-04-29 20:19 | 映画

映画を見に行くことに

今日は昨日までの疲れをいやそうと、ゆっくりするつもりでした。ところが、母が11時頃、いきなり「映画を見に行きたい、一緒に行こう」と言い出したので、映画を見に行くことに。最初は「アビエイターがいい」といっていたので、「宣伝とちょっと違うらしいよ。万人向けじゃないよ」というと、「それでもいい。時間調べて」。調べると残念ながら、上映2回は夕方から。次は「ハウルの動く城」といいだしたので、それも調べたら10時15分からの回しかないのでダメ。「”Shall We Dance?”どう?結構楽しいみたいよ。」と提案してみると、「じゃあ、それでいい。」というので、出かけました。

オリジナルが好きならハリウッド版も楽しめるという話を聞いて、見たいと思っていたのでこの方向に持って行けてラッキーでした。この作品は映画はもちろん、監督自身の筆による小説版(幻冬舎文庫)とアメリカ公開までのあれこれを書いたエッセイ「『Shall We Dance?』アメリカに行く」(文春文庫)も読んでいて、結構好きだったからです。小説版は、ラストが違うこともあってより切ない感じで映画よりも好きかも。エッセイの方は、試写会の結果によって編集を指示されたことを憤慨したりといったエピソードをはじめとして、日米の映画制作の違いがわかり、面白いです。


行ってみると、先週封切られたばかりということもあってかなり混んでいました。直前に行っても座れたけど、席を選ぶ余裕はなく8割くらいの入り。見に来ている人の年齢層は高めで男女比は3:7くらい。男性で見に来ている人は、大体カップルで奥さんか彼女と見に来ている人が多かったです。
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by chirimendonnya | 2005-04-29 18:19 | 映画

アラジン

昨日テレビでやっていたのを見てしまいました。すでにDVD(実はボーナスディスクまだ見てない、見なくちゃ)を持っているにもかかわらず、好きな作品なのでつい。

キャラクターの表情が妙にアメリカンだったり、ジャスミンがいかにも現代っ子だったり、今の自分の気分にあまり合わない部分もあったけど、やはり面白かったです。特に最後のジャスミンが砂時計に閉じこめられるあたりから最後までは、何度見ても両手を握りしめてしまいます。スリルがあって目が離せません。それと、ジャファーとイアーゴ、アラジンとジーニーのやりとりが面白いです。前者はゆがんでいる、後者は理想的という違いはあれど、どちらも名コンビです。

家族と一緒に見たので、音声を変えるわけにはいかないのでそのまま吹き替えで。この作品に限ってはオリジナルが良すぎて吹き替えには今まで興味なし。ま、良い機会かなという風に考えることにしました。

感想は・・・。歌の吹き替えにちょっと無理を感じました。歌詞の大部分が字余りになっていて聞いていて辛かったです。でも、せりふの内容とその直後の歌がそのまま続いていることが多く、大胆に意訳するわけにも行かないという事情があるので仕方ないとは思います。かといって、この作品ではないけれど字幕の歌詞があまりにセンスがないとしらけるし、難しいものです。その中で、ジーニーの歌はすごくよかったです。字余りもあまりなく、歌っている人も良かったからかも。歌以外でもジーニーはとても良く、役にあっていました。あとイアーゴもコミカルで切れた感じが良かったです。主役の二人は海外ものっぽさを出そうとして、わざとらしくなり過ぎている気がしました。見ていて少々疲れます。
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by chirimendonnya | 2005-04-10 19:08 | 映画

マトリックス

昨日、テレビでやってたので見ました。前に1度見たけど、BSでやっていた「アトランティスのこころ」が字幕だったのでこちらで。前日までの仕事疲れがまだたっぷり残っていて字幕を追いたくなかったのです。

声は合っていて、特に不満を感じることはありませんでした。エージェントスミスなんかは、本人の声よりいやらしく、妙な迫力を出していました。演じている俳優とは違った味わいになることをいやがる人もいるけど、私は登場人物のイメージに合っていれば別にかまわないと思います。

映画館で見たときは、終始ワイヤーアクションばかりという感想を持ちました。今回は二度目のせいか、それはあまり目につかず、こんな話だったんだーという感じです。何だかすごく面白くて、眠かったけど最後まで見てしまいました。気分に合っていたんでしょうか。DVD買ってしまいそうです。あのセンスがたまりません。
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by chirimendonnya | 2005-04-03 13:58 | 映画

アバウト・ア・ボーイ

あらすじ:
38歳独身の男性ウィルは、父親の印税で悠々自適の生活。働きもしないのに高級車を乗り回し、ガールフレンドとの交際はもって2ヶ月。何事にも責任を持つのが大嫌いで、その態度には妹夫婦もあきれ果てている。そんなある日、マーカスという少年と出会う。勝手に家に押しかけてくるマーカスを最初はうっとうしがっていたウィルだが、二人の間に徐々に奇妙な友情が育ってきた。初めて、他人のことを考え始めるウィル。果たして無責任ライフに終止符は打たれるのか?

主演は、とぼけたダメ男を演じたら世界一のヒュー・グラント。マーカス君はとにかく色白のニコラス・ホルト君。その他に、トニ・コレット、レイチェル・ワイズが出演しています。

ニコラス君は3000人の中から、オーディションで選ばれたそうです。その模様をヒュー・グラントが冗談めかして語っていました。
「オーディションは何ともいえない雰囲気だったよ。何しろ、”ハリー・ポッター”のオーディションに落ちた子達がみんな押しかけてきたからね。」

見る前はもっとヒュー・グラントの恋模様が中心なのかと思っていたら、全然違いました。予想以上に二人の交流が多く、いかにヒュー・グラント演じるウィルが今まで避けて来た部分に踏み出すかが丁寧に描かれています。話の最初では無責任無気力だったのに、結末では責任感と使命感に燃えているというようなことは起こらないけど、最後は何かを予感させる内容になっています。

ウィルの無責任ぶりはひどいモンで、せっかく妹に「娘の名付け親になって」と頼まれたのに、「いや、僕はふさわしくない。大きくなったら良くないところに連れ出したり、・・・してしまうだろうし」と、とんでもないことを口走る始末。この言葉を聞いた後の妹夫婦の表情は忘れられません。ヒュー・グラントだからいいけど、他の人だったらとんでもなくひどい男に見えたと思います。

かたや、押しかけ少年、マーカス君。家でも家庭でもすごく悲惨な状況にあるのに、堂々としていて何だか感心してしまいました。特にウィルには超強気でターミネーターの名ぜりふ「I'll be back.」であわてさせています。

前半は二人の漫才風のやりとりが楽しいです。マーカスのつっこみはなかなか冴えています。環境ゆえに年の割に大人のマーカスと逆に子供のウィルという組み合わせで、友達みたいだけど、時に親子になるという関係が良い感じに見えました。やりとりを通じて、子供だからといって適当にあしらわず、ちゃんと話を聞いてやれるというウィルの長所も見えてきます。

後半はちょっと重い展開。でも、湿っぽくならないのは二人のキャラクターのせいでしょうか。あんなにめんどくさがりのウィルが自分で行動を起こすところに、彼の成長を感じました。ものすごいドラマがあるわけではないけど、最後は心暖まりました。大当たりの一本でした。
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by chirimendonnya | 2005-03-12 21:12 | 映画
あらすじ:
ウィンスローは、自作曲を敏腕プロデューサー・スワンにだまし取られてしまう。怒ったウィンスローは復讐を試みるが、はめられて刑務所行きに。初志貫徹すべく脱走しレコード工場に侵入するが、今度は誤ってプレス機にはさまれ、二目と見られない顔になった上、声も失う。


「アンタッチャブル」や「ミッション・インポッシブル」のブライアン・デ・パルマ監督が、「オペラ座の怪人」を大胆に翻案してロック・ミュージカルに仕立て上げた作品です。1974年制作ということで、後半の曲はクイーンぽい感じになっています。劇中で登場するバンドのボーカルはマッチョなオカマだし、色々面白いです。話自体も後半はぐっと面白くなります。

怪人に相当するウィンスローの報われなさは、本家よりも上かも。思う相手にも思われないし、何度もだまされます。甘い言葉にのるのも悪いんだけど、ちょっと哀れです。存在感もスワンに負けています。

後半では、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』からも、アイディアをとっていてとても面白いと思いました。ドリアン・グレイは絵を壊した結果、一気に美貌が衰え生命も失います。この作品では、別の方向ですごい容貌になります。どんな風になるかは見てのお楽しみです。
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by chirimendonnya | 2005-03-11 15:12 | 映画

百万長者と結婚する方法

あらすじ:
シャンツィ、ポーラ、ロコは金持ちの男性との結婚を夢見るうら若き女性。パーティに出席してはターゲットに果敢にアタック。さて、果たして願いは叶うのか?

上映時間は96分と短いのに、とても長く感じました。何だか間延びした印象で、ちょっと見ていてつらかったです。3人の恋模様もロコ以外は何だかなあという感じ。でも、ローレン・バコール(シャンツィ役)、マリリン・モンロー(ポーラ役)、ベティ・グレイブル(ロコ役)といった女優陣はなかなか魅力的。特に、マリリン・モンローのファンだったら、必見です。なぜなら、ど近眼という設定なので太ぶちのいかにもダサイ眼鏡をかけた彼女が見らるからです。この映画でもとてもキュートで、出てくるたび釘付けになってしまいました。
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by chirimendonnya | 2005-03-11 14:47 | 映画