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by chirimendonnya
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カテゴリ:映画( 48 )

スクール・オブ・ロック

あらすじ:
デューイはロックミュージシャンとしての成功を夢見る男。しかし、家賃を何ヶ月間も滞納し、ルームメイトの彼女からはゴキブリ扱い。さらには過剰なパフォーマンスをメンバーにいやがられ、バンドもクビ。夢も希望もなくなった彼だが、親友になりすまして名門小学校の代用教員になることに成功。適当に言いくるめ、子供達と一緒にロックフェスティバル出場を目指すことになった。


公開時から気になっていた作品をようやく見ることができました。新聞広告で知ったときから何か心惹かれていましたが、自分の勘を信じて良かったです。そもそも誰かが何かをがんばるのを嫌いな人はあまりいないけど、この映画はつぼを押さえつつ、舞台が学校ならではの設定を盛り込んでいて、なかなかユニークだと思いました。約110分をテンポ良く見せています。エンドクレジットも立派に映画の一部なので本編終わってすぐデッキを止めては行けません。

主人公をはじめとする登場人物それぞれ個性的かつ憎めないところがあって、好感が持てます。まず、ダメ男だけど、ロックにだけは情熱的な主人公デューイ。演じるジャック・ブラックがすごく表情豊かで彼を見てるだけで飽きません。ちょっと濃すぎだけど。顔は別に似ていませんが、芸風が出てきたばっかりのジム・キャリーに通じるところがあります。ミュージシャンというだけあって、歌もうまいです。生徒も容姿性格ともに派手地味色々な子がいて、誰か一人は感情移入できたり、応援したくなる子がいるはずです。

この映画のキモはバンドメンバー以外の子にも何らかの役目が割り振られていたこと。全員が何かの役目があったからこそ、あんなに団結できたんだと思います。そして、バンド活動を通して全員が成長し、自信を持ち、信頼しあっていくのは良いものです。最初はニセ先生の苦肉の策という感じだったけど、全員に役目を与えたり、生徒の話をちゃんと聞いたりできるあたり、デューイは結構いい先生だと思いました。

家族で見たので吹き替えをセレクト。特にあっていないと感じた役はありませんでした。校長先生役はぴったりだったと思います。もちろん、歌の部分は吹き替えではありません。
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by chirimendonnya | 2004-12-31 16:53 | 映画

アポロ13

最近、テレビ番組がイマイチなのでDVDばっかりです。ちょっと前に簡単な英語のノベライズ版を読んで面白かったので借りてきました。

あらすじ:
ジムら3人は長い訓練を経て月へと出発した。直前でクルーが一人交代というアクシデントはあったものの途中までミッションは順調そのもの。しかし、ミッションもいよいよ佳境にさしかかったとき、致命的な故障が発見される。焦燥する乗務員、彼らを助けるべく激しい議論を重ねるNASAスタッフ。果たして3人は無事帰還できるのか?

素晴らしい映画でした。キャストの熱演、2時間半を退屈させないストーリーで、クルーと地上スタッフ双方の努力や熱意が十分に伝わってきます。私は科学は全くの門外漢ですが、当時世界最高の頭脳が集まっていたというNASA研究員がいかにしてクルーを無事生還させるか考える過程はすごく面白かったです。筋道たてた理論を積み重ね、議論を戦わせ、わずかな可能性の成功を見出す彼らもクルーに負けず魅力的でした。過酷な状況にくじけそうになる他のクルーを励まし続けるジム・ラベル船長も人間的なスケールの大きさを感じさせました。そうなる前は気のいい男くらいな感じだったのに。
故障が起きてからは画面から目が離せなくなり、あまりの迫力に思わず拳を握りしめてみてしまいました。ラストシーンでは本当にほっとしました。未見の方は1回見て損のない映画だと思います。
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by chirimendonnya | 2004-12-28 20:33 | 映画

アイアン・ジャイアント

あらすじ:
アニメ作品。1957年。ホーガース少年は、ウェイトレスのママと二人暮らし。退屈な日々を送っていたある日、森の中で正体不明の巨大ロボット”アイアン・ジャイアント”と出会う。図体はでかいが、見た目によらずお茶目なジャイアントとホーガースはたちまち親友に。一緒に遊んだり楽しく過ごすが、鋼鉄を食らう巨大ロボットの存在は徐々に知られ始める。ついには、図々しい上にしつこいエージェントがホーガースの家に下宿することに。さあ、どうする。

少年とロボットの交流物語。話の輪郭としてはそんなに目新しさはないのですが、展開がスピーディで、みててストレスのたまらない作品です。ただし、1957年に時代設定した意味は、ちゃんと描かれています。ホーガースがジャイアントと一緒に遊ぶシーンは、ほのぼのとしていて心暖まります。設定や話の新奇さよりも演出やセンスで勝負するタイプの作品だと思いました。約90分と見やすい長さで、過不足なく収まっています。しんみりしているけれど、少し希望を感じさせるラストも素敵です。

見始めてすぐ、色がきれいだなと思いました。原色ばりばりではなく、ディズニー・クラシックのような優しい色調。レトロな雰囲気がよく出ています。絵柄はアメコミっぽいけど、親しみやすい感じです。ジャイアントは鉄人28号とか「ラピュタ」の巨人兵に似ていました。その辺、気になる人がいるかも。

今回は字幕で鑑賞しました。最初、吹き替えで見てたけど、声の違和感がすごかったのでやめました。主人公のホーガースはオリジナルも吹き替えも本当の子供が演じています。しかし、演技力は全然違います。オリジナルは情感豊か、吹き替えはかなり棒読み。主人公の母親役はオリジナルがジェニファー・アニストンなのに吹き替えがオバサン声でがっくり来てしまいました。絵のイメージと全然合わない声でなんで?という感じです。この作品を見るなら、断然字幕がお勧めです。
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by chirimendonnya | 2004-12-26 17:34 | 映画
あらすじ:
訳あって川に捨てられたヘブライ人(ユダヤ人)の子モーゼはエジプトのファラオに拾われ、王子として育つ。”兄”のラムセスと楽しい日々を過ごすモーゼ。しかし、ある日ひょんなことこら自らの素性を知ることになり、これまでの生活との狭間で苦しむ。そしてついには神殿工事の監督中に殺人を犯し、出奔する。やがて神の啓示を受けたモーゼはファラオとなったラムセスと対立する。

最近は『シュレック』でお馴染みのドリームワークス初のアニメ作品で、旧約聖書の”出エジプト”が題材です。第1作というだけあって映像、キャストなど全てに対して大変力が入っています。キャストはヴァル・キリマー、レイフ・ファインズ、ミシェル・ファイファー、サンドラ・ブロックといずれも主役クラスのスターばかり。さらに主題歌はホイットニー・ヒューストンとマライア・キャリーのデュエットとアニメ自体に興味がない人を呼び込む要素十分。映像はクライマックスの海が割れるシーンを筆頭に、CGと美しい色彩の手描アニメをうまく融合させたクオリティの高いものです。

以前、一度ビデオ(吹き替え版)で見たことがあって映像以外はあまりピンとこなかった作品ですが、最近ノベライズを読んで面白かったので、再挑戦してみることにしました。公開当時、周囲でかなり評判が良かったのに個人的にイマイチだったのが残念だったというのも理由の一つです。

前回、吹き替えだったのが主な理由かと思い、今回は字幕で。そうしたら面白いではありませんか。冒頭の奴隷の怒りがこもった歌からぐいぐいと引き込まれます。ミュージカル形式で進行しますが、どの曲もいい曲で場面にもぴったり合っています。挿入歌が、よりドラマを盛り上げている感じです。もちろん、それも肝心の脚本がしっかりしているからこそです。アメリカの映画は善悪をはっきりと分けて描くことが多いけど、この作品はそうではありません。モーゼとラムセスのお互いに対する感情、立場の違いから来るやりきれなさ、考えの違いを丁寧に描写しています。だから、一応悪役のラムセスも彼の考えは受け入れられないけれど、ある意味立派な王だと感じたし、共感する場面もありました。モーゼの苦しみや自らの立場や使命への疑問も手に取るようにわかります。丁寧な人物描写があればこそ、迫力の画像が生きてきます。モーゼが自らの出自を知る場面、神の啓示を初めて受ける場面はアニメならではの表現。最後のクライマックス場面も今回はすごく感情移入してみていたので、単純な映像のすごさだけではなく、本当に感動しました。もう一度見て良かったです。

字幕で見たらあまりに良かったので、改めて吹き替えでも見てみました。そうすると、意外にいいではありませんか。明らかに下手だったり違和感を感じたりするようなこともなく、歌の場面以外はこれはこれでいいと思いました。ビデオで見たときにはBGMに音声が負けてしまってせりふが聞き取りづらかった記憶があるのですが、今回はあまり感じませんでした。DVD化に当たって調整したのでしょうか。(吹き替えは寺脇康文、椎名桔平など)ただ、歌が・・・。決して手抜きではなく丁寧に作られているのがわかるので、ちょっと残念でした。DVDなら、字幕表示を適当に変えられるからいいけど、基本的に歌詞がでないので曲によっては何を歌っているのかわからない曲があります。あと、翻訳ミュージカルもそうだけど、歌詞が何となく恥ずかしいため、いらいらすることがあります。そのあたりが前に駄目だった原因かと思いました。
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by chirimendonnya | 2004-12-22 21:59 | 映画
あらすじ:
ロンドンで若い女性の連続事件が発生した。死体の特徴は体の養分を吸い尽くしたような無惨な状態で発見されること。ことを憂慮したバチカンはモンスターハンターのヴァン・ヘルシング(と見習い修道士カール)を派遣する。カールに女装させて犯人をおびき寄せたところ、謎の怪人ハイド氏と判明。さらに、事件にはヴィクトリア女王も関わっているようで!?

この作品は、『ヴァン・ヘルシング』のエピローグに当たるエピソードを描いた30分ほどのアニメ作品です。映画の冒頭でヴァン・ヘルシングがハイド氏と対決するシーンがありますが、そのジキル博士との因縁が語られます。

声のキャストはヴァン・ヘルシングとカールは映画と同じ。ただ、人物の絵が日本人から見るとあまり魅力的ではありません。特にヒロインがドーナツ唇なのはどうかと。背景は安っぽい感じはせず、なかなかがんばっています。

映画は非常にハイテンションでしたが、これはそうでもありません。連続殺人、ジキル&ハイド、ヴィクトリア女王を絡めたストーリーは30分にしては、見応えがあります。荒唐無稽(アニメらしいともいう)ではありますが、まあ良くまとまっていて映画を見てない人にも楽しめると思います。変に特殊効果を使ってないせいか、映画より落ち着いた印象でむしろ人を選ばないかもしれません。
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by chirimendonnya | 2004-12-15 19:02 | 映画

ヴァン・ヘルシング

ヴァン・ヘルシング アニメーテッドを見たので、前に見た映画本編(12/22にDVD発売)について。

『ヴァン・ヘルシング』
あらすじ:
モンスターハンターのヴァン・ヘルシングはバチカンの指令のもと、様々なモンスターを退治してきた。ロンドンでジキル&ハイドと対決した後は、ドラキュラに支配された町を救うため、一路トランシルバニアへ。お供のカール、そこの城主の娘アナとともに、ドラキュラ伯爵や彼の3人の花嫁と対決する。

『ハムナプトラ』のスティーブン・ソマーズ監督作品。この監督の作品はビデオで見ても面白くないので、いくつかの候補の中ならこれを見に行きました。予想通りの迫力あるVFX映像とアクション満載のハイテンポの展開で、料金分の価値くらいはあったと思います。結構受け線のアクションムービーだった割にラストがちょっと意外でしたが、個人的には好きなラストでした。ただ、緩急がほとんどなく終始ハイテンションだったのと、音響が良すぎたため、見終わった後疲れました。
 19世紀末、バチカン、モンスターハンター、有名モンスター総出演(ドラキュラだけでなくフランケンシュタインや狼男も出てきます)と、魅力的な設定。少し影のあるかっこいい主役、美しく勇気のあるヒロイン、愛嬌のある脇役となかなかつぼを押さえた登場人物で、演じる俳優も役にあっていたと思います。設定にピンと来た方、『ハムナプトラ』シリーズを見たことがあり、気に入った人は見てみる価値有りです。
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by chirimendonnya | 2004-12-14 12:55 | 映画
話の展開は予定調和的な感じがするので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしませんが、そうでない方には一押しの作品です。
『The Piano』
“牧場で働くトニー少年は、ある日、倉庫で古いピアノを見つける。そこから彼の人生は大きく変わり始める。”
非常に素直かつ爽やかなストーリーで、好感が持てる本です。オリジナルなので、GRにありがちな物足りなさも、あまり感じません。偶然から自分の才能を知り、人生の成功とすばらしい人生をつかみ取っていく様子が、うまく描写されています。後半は生涯の伴侶となる女性との素敵なロマンスがあり、そこがまた読ませます。
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by chirimendonnya | 2004-11-06 19:44 | 映画
 それでは、昨日の続きを。今日はDVDのお話です。
 1993年の作品なので、レンタルでもセルでも見つけるのは難しくないと思います。

 原作に忠実に映像化された美しい作品です。原作が好きな人ならたいてい満足し、この映画で初めて出会う人でもきっと気に入ると思います。細かいことを言い出せば、それなりにありますが、現代的解釈や余分なエピソードを盛り込んで原作の雰囲気を壊してしまうものが多いなか、期待を裏切らない作品でした。

 キャストは特に有名な人は出ていませんが、大体イメージ通りです。コリンが思っていたより可愛らしい少年でちょっとびっくししましたが。余談ですが、最近顔色が悪くて性格もちょっとという描写の少年が、映像化されるとえらく美少年が出てきてびっくりしてしまいます。(ハリー・ポッターのドラコ・マルフォイとか)メアリーは栗色っぽいストレートヘアのかわいい女の子、ディコンはおおらかで健康的な男の子と、個人的にはイメージぴったりです。

 映像化で魅力が増しているところは、なんといっても花園が再び美しさを取り戻していく描写です。枯れ木に再び新芽が萌え、つぼみがつき、花が咲いていく様子を実際に映像で見られるのは、やはり違います。文章でいくら想像をふくらませてもちょっと追いつかない感じがありました。この作品の見所の一つです。

 原作のポイントを押さえて丁寧かつテンポ良く作られているので、最後まで飽きないし、ラストシーンは感動的。見て良かったです。
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by chirimendonnya | 2004-10-15 09:38 | 映画