コメント、トラックバックについては承認制を取らせていただきます。


by chirimendonnya
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

<   2004年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧

よく知ってて、なおかつ好きな話はやはり安心して楽しめます。今日は、そんな本を2冊ご紹介します。
『ALADDIN AND ENCHANTED LAMP』
お馴染み『アラジンと魔法のランプ』。こちらはディズニーの映画とは違って、オーソドックスなお姫様と魔神が登場します。ディズニーのアラジンも良いですが、こちらも別の魅力があります。

『LITTLE PRINCESS』
原題だとなんの話かわかりませんが、小公女のことです。ほどよく話を忘れているため、特に物足りないという感じは受けず、楽しく読めました。この話はここを押さえとけばというのがはっきりしていて、なおかつそういう場面がバランス良く散らばっているせいもあるかもしれません。ミンチン先生やラビニアはやっぱり意地悪ですが、この本のセーラはちょっと人間味がなくて親しみにくい印象です。英語で読んだせいなのかエピソードが削られているせいなのかは、わかりません。最後の場面では、やっぱりほっとしました。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-31 13:04 | 洋書
今日から1週間ほどは、少し趣向を変えて今まで私が読んだ洋書GRをシリーズ別、レベル別にまだ取り上げていない本を振り返ってみたいと思います。今日はOxford Bookworms Stage1です。使用単語は400語に制限してあり、特別英語が苦手な人以外はすらすら読めるでしょう。

<<特に面白かった>>
『THE COLDEST PLACE ON EARTH』
南極を目指す二つのチームの物語。いってみれば、プロジェクトXみたいなストーリーですが、割とコミカルに感じられる描写もあり、リラックスして読めます。読者の混乱を避けるためか、両者をはっきり優劣をつけて対比しており、“劣”チームの描写は特に笑えます。それだけに彼らの最後には絶句しました。実罠だけによけいに重みがあります。コミカルな描写は意外な効果があったわけです。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-29 18:56 | 洋書
『Henry Ⅷ and his six wives』Oxford Bookworms Stage2
 昨日は、エリザベス女王のまたいとこの本をご紹介しましたが、今日は女王のお父さんとその妻達(6人!)を巡るストーリー。イギリス国教会の創始者(理由は最初の妻と離婚するため)として有名なヘンリー8世と6人の妻のエピソードを、最後の妻がメイドの少女に話して聞かせるという形をとっています。穏やかで知的な女性という印象の彼女が語る話は面白く、最後まであっという間に読めてしまいます。王と妻達が織りなすドラマを楽しんでください。

 個人的には5人目の妻キャサリン・ハワードのエピソードが一番印象に残っています。若さ故の過ちを犯し、処刑されてしまった彼女。処刑寸前に王に宛てて書いた悲痛な手紙が泣かせます。

ただ、今でいうとワイドショーが好んで取り上げそうな話題ですので、その辺に嫌悪感を持つ人がいるかもしれません。内容は濃いですが、GRという性格上どうしてもページ数に制限が出てしまい、あまり政治的な背景が出てこないことも原因になりそうです。あの手の話題が嫌いな人は、注意が必要です。
ヘンリー8世と6人の妻については、日本でもたくさんの本が出版されています。この本を読み終わったら、楽しめた人もちょっとげっそりした人もどれか1冊手に取ってみてください。政治的な背景や詳しいエピソードを知ると、見方が少し変わると思います。特にある女性についてはイメージががらりと変わるかも。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-28 20:25 | 洋書
『Mary, Queen of Scots』Oxford Bookwarms Stage1
 今日ご紹介するのは、スコットランド女王メアリー・スチュワートの伝記です。メアリー・スチュワートは、エリザベス1世のまたいとこに当たり、シェイクスピアとは、ほぼ同時代に生きた人です。この本は、メアリーが息子に宛てた手紙という形式を取っており、歴史上有名な事件の数々を彼女の視点から語っています。結果的にあまりよい生涯とはいえなかったこと、歴史は常に勝者の視点(この場合はエリザベス女王)から語られることから“悪女”や“馬鹿な女“というイメージがついているせいか、時にいいわけがましく感じる部分があります。しかし、視点を変えてみると、色々違う部分が見えてきて面白いです。なにより波瀾万丈な彼女の人生に惹かれます。

 なんと、生後6日でスコットランド女王、5歳で当時のフランス王太子と婚約して17歳でフランス王妃に。5歳から19歳までフランス宮廷で育った彼女は、才色兼備で情の深い魅力的な女性に成長します。しかし、夫の若死にでスコットランドに帰国したあたりから、少しずつ人生の歯車が狂っていき、最後には斬首刑。あまりに輝かしい前半生がその後の悲劇を際だたせます。この辺りは前半生は苦労の連続で、後に尊敬される女王として栄光の日々を送ったエリザベス女王とは、対照的です。決して愚かな女性ではなかったと思いますが、持っていた資質が支配者には不向きだったのでしょう。そのままフランス王妃で終わっていたら幸せだっただろうに、そうならないところにドラマがあります。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-27 20:56 | 洋書

William Shakespeare

本日は、あの偉大な劇作家シェイクスピアの伝記です。

『William Shakespeare』Oxford Bookworms Stage2
 映画『恋に落ちたシェイクスピア』がお好きな方は、この本も是非読んでみて下さい。映画の世界そのまんまの活気あふれる当時の演劇界が味わえます。この本では、シェイクスピアの親友の回想という形式で彼の人生を振り返ります。田舎町で普通に結婚し、普通の人生を送るはずだった青年が、ロンドンにやってきて人気劇作家として大活躍。肖像画は何だか陰気な印象ですが、なかなかエネルギッシュな人だったようです。次々と傑作を世に送り出していくのは、なかなか爽快。すこし、大作家が身近になったような気がします。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-26 19:43 | 洋書
 昨日までは世界一有名な探偵シャーロック・ホームズの本をご紹介しましたが、今日はおそらくその次に有名な探偵エルキュール・ポワロの生みの親の伝記です。そう、アガサ・クリスティ。

『Agatha Christie Woman of Mystery』Oxford Bookworms Stage2
 そんなに長くない本ですが、少女時代から亡くなるまでがうまくまとまっていて読み応えがありました。作品を一つも読んでいなくても十分面白いので、是非一度どうぞ。

生涯に100冊以上の本を出版し、そのほとんどがベストセラーになった彼女も18歳の時、初めて出版社に持ち込みした小説はボツ。24歳の時にイギリス空軍所属の最初の夫アーチボルド・クリスティと結婚後、30歳の時に『スタイルズ荘の怪事件』(ポワロの記念すべき第1作目)で作家デビューします。あっという間に人気作家となった彼女ですが、その6年後の1926年に突如失踪してしまいました。結局10日後に発見されますが、発見時には本人の記憶もあいまいで、数々の憶測と中傷を浴びました。夫との結婚生活に疲れた、いや売名行為だと大変な騒ぎだったようです。結局、2年後には夫と離婚してしまいました。

 その2年後、1930年に中東を専門とする考古学者マックス・マローワンと大恋愛の末、再婚しました。古代オリエントを題材にした作品もいくつかあり、そのあたりからも愛情のほどが伺えます。また、代表作中の代表作といえる『オリエント急行の殺人』、『ABC殺人事件』、『そして誰もいなくなった』は、全て再婚後の作品で執筆生活にも良い影響を与えたようです。その後、1976年になくなるまで、精力的に執筆活動を続け、現在でも作品は売れ続けています。ミステリーの女王の人生は作品に負けないくらいドラマチックです。

 作品も面白いですよ。ミステリーにつきものの殺人事件はもちろんありますが、それほどおどろおどろしくありません。真似されすぎて今となっては新鮮味を欠く話も多々ありますが、語りの面白さと巧みな人物描写でぐいぐい読み進められます。この本が面白かった方は1冊手に取ってみては?
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-25 20:13 | 洋書
 今日はOxford Bookwoams Stage2からホームズもの1冊とStage3からホームズのパスティーシュを1冊ご紹介します。どちらも面白く、わかりやすい英文でお勧めです。

『Sherlock Holmes Short Stories』Stage2
『まだらの紐』、『ボヘミアの醜聞』、『五つのオレンジの種』の三編を収録。特に前二つは、非常に有名なので読んだことがあるという方も多いと思います。オリジナルのすばらしさもさることながら、rewrite(これが駄目だと元が良くても面白くない)もなかなかわかりやすく、十分にストーリーの魅力が伝わりました。『まだらの紐』のじわじわくる怖さ、『ボヘミアの醜聞』の展開の面白さは何回読んでもいいものです。

『The Last Sherlock Holmes Short Stories』Stage3
 こちらはホームズのパスティーシュ。従って、作者はドイルではありません。ストーリーはホームズと切り裂きジャックの対決。ホームズが活躍した時代と切り裂きジャック事件はほぼ同じ時代なので、夢の顔合わせといえます。先が読めないスリリングなストーリー展開で、読者を飽きさせません。最後には意外なオチが待っています。
 と、なかなか魅力的な作品ですが、ホームズファン全てにお勧めかというとそうでもありません。作品の雰囲気及びホームズの人物像がオリジナルよりもダークで退廃的です。思い入れが強い人ほど違和感を持ち、特にラストには腹を立てる人もいるかもしれません。熱心なファンというよりも、面白いサスペンスを読みたい人にお勧めです。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-24 13:47 | 洋書
GRでは、定評のある名作が多く出版されています。世界一有名な探偵シャーロック・ホームズもその一つ。結構色々なレベルのものが出ているので、興味のある人はホームズから入門してみるのもいいかも。簡単な英語とはいっても、十分ホームズの雰囲気は味わえます。それに好きな作品だと、勉強も楽しくなるものです。
今日はOxford Bookwoams Stage1から2冊ご紹介します。

『Sherlock Holmes and the Duke's Son』
“貴族の息子アーサーが、ある日学校から失踪。校長から依頼を受けたホームズはワトソンとともの現地に向かうが・・・。” 
 文章が全体的にちょっとわかりづらかったです。理由は、読み手の力不足、カットのしすぎなどが考えられます。推理の面白さ、二人のやりとりなどに面白さは味わえたので、ホームズを読んだという充実感はありました。

『Sherlock Holmes and the Sport of King』
“大型競馬レースThe Wessex Cupの直前に一番人気の馬が行方不明になった上、調教師が殺された。当初は事件に全く関心を示していなかったホームズだが、全く解決の兆しが見えないのに逆に興味をそそられ、ワトソンとともに現地へ向かう。” 
 こちらの方が文章が読みやすく、従って話もつかみやすかったです。冒頭の部分はホームズの性格が良く現れていて、ニヤリとさせられます。話はつかめましたが、私は犯人が全くわからず、最後の解決場面では「そうきたか」とびっくりしました。さすが名探偵、これが推理ものの醍醐味ですね。ホームズものの中では、あまりメジャーな話ではありませんが、面白かったです。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-23 19:58 | 洋書
今日はEasystartsの中でも一押しと思ったものをご紹介します。短いので、ちょっと展開が急ぎすぎだと思われる箇所もありますが、この短さでこの内容なら満足です。

『The Long Road』
“幸せな日々を送っていたテリーに、ある日ガンが発見される。片足を切断したテリーは、自分より年下なのにガンに冒され必死に闘病生活を送る子供達のために走り始める。良い治療を受けるのはお金が全てだからだ。”
 実話というだけあって重みがあります。決して順調に走り続けたわけではありませんが、痛みに耐えて走り続けた彼の姿は感動的。何度も読み返してしまう本です。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-19 20:33 | 洋書

Penguin Readers EasyStarts

Penguin Readers Easystartsは語彙制限されているGRの中でも最も簡単なものの一つです。使用されているのは基本の200語で、かなり英語が苦手な人でも読めると思います。本は20ページもない薄い本で挿絵も多数です。というより、ほとんどのページで挿絵が全体の3分の2を占めます。そのため、ストーリー的には物足りないものがほとんどですが、ファーストステップとしては最適でしょう。今日は、その中から可もなく不可もない3冊をご紹介します。

『Dino’s Day in London』
タクシー運転手のトミーは、大女優の息子ディノにロンドンを1日案内することになりました。ところが、これがとんだドラ息子で・・・。
 最後のオチは笑うべきなんでしょうが、私は腰が抜けました。

『Anita’s Big Day』
明日のスターを夢見るアニタは、彼氏のダンと一緒に映画監督の面接に出かけます。ダンの車はすてきなスポーツカーで気分は上々。さて、アニタは夢をつかめるでしょうか?
 二人の珍道中が少し笑いを誘います。

『Billy and the Queen』
新しい自転車がほしいビリーは、おばあちゃんから“王室の人と撮った写真を新聞に送れば賞品がもらえる”という話を聞きます。ビリーは何とか目的を達成しようとしますが・・・。
 オチはそれって有りなの?という感じ。ビリーの様子はほほえましい感じがします。
[PR]
by chirimendonnya | 2004-10-18 20:56 | 洋書