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by chirimendonnya
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<   2005年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧

あらすじ:
 9世紀ドイツ。小さな村で一人の少女が生まれる。”ヨハンナ”と名付けられた彼女は、女の子なのに勉強好きな変わった女の子。兄のマティアスはそんな妹を理解し色々なことを教えてくれるが、病気で幼くして亡くなってしまう。聡明な彼女を認め、学問を授けてくれる学者もいたが、堅物の父は娘を受け入れることができない。そんなある日、彼女にビッグチャンスが・・・。以前の師のつてで遠くの学校で勉強できることになったのだ。
 学校でただ一人の女に子として嫌がらせを受けることもあったが、良き理解者にも恵まれ、楽しく過ごすヨハンナ。しかし、そんな日々も他族の侵攻で終わりを告げる。激しい攻撃で村はほぼ全滅。彼女もほおに傷を受ける。
 だが、これは人生最大のチャンスでもあった。死んだ兄の服を身につけ、男として生きる決心をしたヨハンナ。正体がばれる不安に常に支配されながらも才能に恵まれた彼女は、次々と功績をあげ、名を成す。


この本を知ったのは新聞広告。『公式記録から消された女教皇。しかし、彼女は確かに実在した!』というような内容の何となくおどろおどろしくショッキングな宣伝文句。トンデモ本か?と思いましたが、ちょっと興味を持ちました。そんな折、図書館で上下2巻そろっているのを発見。借りてきました。

読み始めてみると別に怪しげな話ではなく、オーソドックスといってもいいような女性のサクセスストーリーで、大変面白く読むことができました。上下で600ページを超える長さも全く苦になりません。ヨハンナの40年あまりの生涯は文字通り波乱の連続で次が気になって仕方ありませんでした。

中世はRPGの基本設定のネタ元になることが多く、憧れる人も多いと思います。その一方で実際は「とんでもなく不潔だった」「迷信深い混乱した時代」といわれることもあります。この本はヒロインのヨハンナとその良き理解者であるゲロルトの人物像こそ現代的な雰囲気ですが、人々の暮らしや発想などは非常によく調べられ当時に忠実に描かれています。ということは・・・。今まで読んだことのある中世を舞台にした作品の中である意味読んでいて一番辛く感じました。学問好きの女性は変人扱い、悪くすれば魔女扱いされて処刑。さらに夫が妻を殴るのは当たり前。特にヨハンナの父の横暴ぶりは度を超えていて腹が立ちました。さんざん妻に暴力をふるい全てを否定しておいて、実は大変愛していたように語られても・・・。ヨハンナも割り切れない思いであ然としていたけど、私も呆然としました。いくら昔のこととはいえ、単なる身勝手な人にしか思えませんでした。父以外も性別問わず本当に女性に否定的。一見無謀に見える男装も思わず納得してしまうのはいいのか悪いのか・・・。

前半結構イライラした分、男装したヨハンナが才能を開花させてどんどん出世するのは気持ちいいです。医術をマスターした彼女のアイディアに感心し、貧しい人に尽くす心がけに胸を打たれました。医術というのは絶対他人の役に立つし、特に当時だと人によって技量のばらつきが大きかったと思うので、掟破りとも思える出世ぶりにも何だか納得してしまいます。

良き理解者ゲロルトとのロマンスも話を盛り上げていました。彼は顔良し性格良し腕も立つと3拍子そろった素敵な男性で、ヨハンナが惹かれるのもわかるし、二人の場面は結構どきどきしました。二人が気持ちを通じ合わせた後は、話がつまらなく感じてしまったほどです。ただ、ちょっと都合が良すぎるのが何だか気になりました。この作品の他の男性と比べてやけに理解があるのが、時々しらける原因となってしまいました。何かしら欠点があったり、当時の人らしい発想があった方がかえって良かった気がしました。
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by chirimendonnya | 2005-12-25 17:30 | 小説
あらすじ:
クィディッチ・ワールドカップを見に行ったハリー・ポッターと友人たち。観戦は大いに盛り上がっていたが、最中に死喰い人(デス・イーター)が現れ、逃げまどう人々。
新学期が始まったホグワーツでは、ダンブルドア校長より3大魔法学校対抗試合の開催が発表され、対戦相手となるボーバトン校とダームストラング校の生徒たちが華やかに入場する。17歳以上が代表選手ということで、ボーバトン校からは美少女フラー・デラクール、ダームストラング校からはクィディッチのスター選手ヴィクトール・クラム、そして我らがホグワーツからは性格良し成績良しルックス良しのセドリック・ディゴリーが選ばれた。ところが、その直後に異変が・・・。選手を選ぶゴブレットからもう1枚の紙片が校長の手に飛び込んできたのだ。そこには、対象外のはずのハリー・ポッターの名が・・・。これをきっかけにハリーは全校生徒からブーイング、ロンまでも嫉妬で冷たくなる。


昨日、見に行ってきました。女性デーだったこともあり、女性客が多かったけれど、男性客も思ったよりいました。何より印象的だったのが、年齢層が結構幅広かったこと。字幕だったので、さすがに小中学生はいなかったものの、高校生から中高年までいろんな年齢の人が見に来ていました。もっと若い人しかいないと思っていたので、ちょっと意外でした。

このシリーズは本はもちろん映画も好きで毎回見に行っていますが、実は字幕で見るのはこれが初めてです。メインの3人の吹き替えには毎回違和感を感じていたので、本人の声で楽しめる字幕の方がいいなー、と珍しく感激してみてしまいました。でも、キャストによっては刷り込みができていて本人の声で聞くと逆に違和感を感じてしまう人も・・・。マクゴナガル先生が今回異様に老けて見えました。


さて、ここからは映画本編の感想を。

映画は映画と割り切ってみているので、今回も楽しく見られました。良くも悪くもテンポ良くさっぱりと進みます。原作ではいやになるほどしつこく描写されていたロンの嫉妬やゴシップ好き記者リタ・スキーターのエピソードがやけにすっきり終わり、うれしいような拍子抜けした様な・・・。読んでいる時はいらいらしたり、腹が立ったりしていたのに不思議なもんです。特にリタ・スキーターは本当に出てきただけ、という感じであれならいなくても別にどうってことはなかったかも、と思ってしまいました。

比較的、ダンスパーティまではテンポ良くコメディっぽく進みます。結構笑えるシーンも多く、特にロンのダンスローブ姿には多くの人が笑っていました。だらだらと長かったエピソードがうまく取捨選択されていて良かったと思います。ただ、後半については削りすぎている気がしました。特に、最後に近づくにつれてわかりづらくなり、ちょっと唐突に感じる部分がありました。ダンスパーティも大事で盛り上がるエピソードかと思うけど、もう少し最後の方に重点を置いて欲しかったです。

今回の初登場のキャストではセドリック役とクラム役がイメージ通りで良かったです。特にクラムはクィディッチのトップ選手らしいオーラを感じました。
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by chirimendonnya | 2005-12-24 22:34 | 映画
昨日、東京に宝塚を見に行きました。チケットが全くとれず、仕方なく演目も確かめず、バスツアーにお申し込み。とにかく、一度見てみたいという気持ちの方が強かったのです。後でネットで調べてこの演目と知り、レヴューはともかく、劇の方は一抹の不安を感じました。JAZZYな妖精って・・・。あらすじを読むと、意外にまともな話らしく多少は期待をすることにしました。

『JAZZYな妖精たち』
アイルランドの孤児院からやってきた5人の子供達。15年の時を経てその中の一人シャノンは童話作家としてデビュー。その出版記念パーティーの席上にかつての仲間で下院議員候補となったパトリックが姿を現す。祝福する彼にシャノンは
「この話はあなたがしてくれた妖精のお話が元になってるのよ」
と語る。今も妖精を信じる純粋な二人の前に妖精が現れ、踊り出す。

題名を見たときに感じた不安が的中してしまいました。下院議員選挙をめぐるきな臭い話に妖精が登場していろいろする、というのはやっぱり違和感があります。妖精が登場しなかったとしてもうけそうな設定を詰め込んでみましたー、というのが見え見えの展開にはちょっとしらけます。ドラマチックすぎてかえって平板になっている印象もありました。それに、きちっとオチをつけずに終わったというのが何とも不満が残ります。確かにあの後どうなるかというのは簡単に予想がつくんだけど、あまりにも中途半端で「え?」と思ってしまいました。歌や踊りの場面はとても迫力があり、良かったと思うんですけど、2時間がとても長く感じました。


『REVUE OF DREAMS』
30分の休憩を挟んで約1時間のレヴューが始まりました。夢をテーマに色々な場所設定でショーが進みました。アップテンポで歌謡曲調のメロディに乗せてひたすらダンス。とにかくきれいで元気が出ます。終わって欲しくないくらい楽しくて、本当に宝塚を見に来て良かったなーと思いました。レヴューだけならDVDを買って落ち込んだときに見たいとまで思いましたが、そういう都合のいいものはないようです。あの有名な大階段からトップ級の人たちが羽をしょって出てきたときには何だか感動してしまいました。

<宝塚を初めて見て>
席が2階だったので、テレビで見るといつもびっくりするあのメイクもさっぱりわかりません。見ていてうらやましいと思ったのがSS席の人。間近で見られるだけでなく、スターが席の方まで来てくれるのです。やっぱり近くで見られるというのは格別だろうし、今度機会があったら是非もっといい席で見たいと思いました。

テレビ番組などで宝塚がどういう劇団かはある程度知っていましたが、実物を見てみると本当に良く訓練された集団だということとトップというのがいかに特別な存在かというのがわかりました。ラインダンス以外でも動きがぴたっとそろっていて美しいです。トップを立てるというのが徹底しているようで変なアピールも感じないし、そういうところが余計にすごくそろっているという印象を与えているのかもしれません。トップはダンスシーンでは常にスポットライト、衣装が一人だけ違う、ソロパートも多い、とその他の人と全く扱いが違い、責任も重いけどこれだけ違うと下の人たちもがんばれるんだろうと思います。売店で売っている宝塚せんべいの缶にも顔写真が印刷されるし。
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by chirimendonnya | 2005-12-18 21:15 | 日記
あらすじ:
ある一人の魅力的な女性が亡くなった。彼女の名はモリー。特に親しかった男友達、作曲家のクライブと新聞編集長のヴァーノンは追憶に浸りながらもそれぞれの次の仕事に取りかかる。クライブは新たな交響曲の作曲に、ヴァーノンはある特ダネをめぐって動き出す。もともと成功者であるこの二人、それぞれさらなる成功を手にするはずだったが・・・。


読み終わって検索をかけてみたら気がつきましたが、本文で言及されてないことまで書いてあるレビューがあってびっくりしました。また、訳者後書きもかなりないように踏み込んでいるので、必ず読後に読むことをお勧めします。主人公達の年齢、モリーの死因など本筋にはそんなに関係なくても読みながら想像するのが結構楽しかったので、変に色々調べないで読む方がいいと思います。変なフィルターがかかってあまり作品を楽しめなくなる様な気がします。

モリーが亡くなったことでこれまで親友だった二人の男性の関係が微妙に狂う過程が面白いです。ある重要な約束をするほどに深い信頼関係に結ばれていたはずなのに、一つの要素が欠けただけでこんなにもお互いへの見方が変わるというか、欠点が見え始めるというか・・・。永遠に変化しないということはなかなか難しいもんです。

ストーリーは二人の仕事がノって行くにつれて最後のちょっと手前までは読み手の私もノって読めました。ただ、その最後が何だか置いて行かれたような気がして・・・。解決法が好きではないこともあるし、それまで現実感があった話が急に現実離れしてしまったような気がしていまいちでした。
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by chirimendonnya | 2005-12-11 20:05 | 小説

昨日は忘年会

昨日は忘年会で久しぶりに遅くまで遊んできてしまいました。
電車の都合で11時くらいに帰ったけど、それがなければ午前様だったかも。

仕事が定時で終われず、というか開始より1時間以上遅れての参上になってしまい、
幹事に遅刻することは伝えてあったものの行こうかどうか迷いました。

でも、行くっていっちゃったしなぁ。(それにせめて夕食だけでも)

と、大遅刻なりに大急ぎ参上。
「遅れて済みませーん」
と登場した私を皆暖かく迎えてくれてちょっと安心しました。
みんなりがとう。
おいしい食事にもありつけて満足です。

豪華賞品がもらえるビンゴは終了でしたが、参加者の密かな楽しみ・余興は残っていました。
演目は今年の人気ナンバー1(と思ってるんだけど)HG。
バックダンサーを従えてパフォーマンス。ちょっと恥じらいが感じられたのはご愛敬。

まだまだ時期が早かったのに忘年会の人が多かったらしく、帰りの電車、混んでました。
景品らしきものの袋、ドンキが多くて、どこも一緒なんだなー、と思いました。
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by chirimendonnya | 2005-12-03 22:20 | 日記