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by chirimendonnya
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世界のタイル博物館

1時間もいなかったのに、あまりの混みように家族全員疲れ果てました。といっても2時間もかけて愛知に来ておいてこのまま帰るというのもちょっと寂しいものです。父が常滑市にある「世界のタイル博物館」がセントレアに比較的近い上にかなりお勧めだというので、そこに行くことになりました。入場料は大人500円。なお、この料金には併設されている「窯のある広場・資料館」の料金も含まれています。

世界のタイル博物館
余り期待していなかったせいか、セントレアが期待はずれだったからか、やけによく見えました。建物の中にはいるとイスラム風のアーチがお出迎え。中にはいると、1階ではタイルの歴史や作り方を知ることができます。タイルは大まかにいうとイタリア→スペイン→オランダ→イギリスのルートと中国→中近東というルートの二つに分けられるそうです。

2階では各国のタイルを見ることができます。個人的にはイスラム圏のタイルとイギリスのビクトリア町のタイルが好きです。どちらも植物をモチーフにした幾何学模様が中心です。オランダのタイルは中国の陶磁器や日本の古伊万里の影響を受けているそうで、そういわれてみると中国とオランダのタイルは結構似ています。焼くときの温度を利用して作られた木琴のような楽器があって、実際に演奏できます。

窯のある広場・資料館
1階の3分の1くらいのスペースでは昔の建物に使われていたテラコッタ(建物の飾り瓦のようなもの)が展示されています。昔の窯の内部に入ることもできます。ビアホールとかレストランにしても良さそうな雰囲気のある場所でした。

そして1階の一部と2階では昔の便器が展示されています。この辺り、さすがINAXがつくっているだけのことはあります。もともとは個人のコレクションだったそうで、世の中には色々な人がいるものです。で、便器や尿瓶ですが、何のヒントももらわずに「これ、何だと思う」といわれたら、「傘立て」「花瓶」と答えてしまいそうな感じ。感心しつつも、豪華ではあるけど模様が着いた便器は落ち着かない気がするので、今使っている場所はないだろうな、と思いました。
by chirimendonnya | 2005-05-04 19:56 | 日記