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by chirimendonnya
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『チェオクの剣』第2回 ”生い立ち”

先週に引き続き見てみました、チェオクの剣。
今回はちゃんとオープニングがあり、気分を高めつつ見始めました。

前回の終わり、偽金捜査の続きからスタートです。

自分から偽金を盗んだスリの総元締めを突き止め、あじとに踏み込んだチェオク。ところが、勝手にチェオクを追ってきたピョンテクのせいで大ピンチに。謎の男ヒョンテク、上司のファンボ・ユン従事官のおかげで事なきを得る。

その後に水浴びをしながら子供の頃からのこと思い出すチェオク。
今はチェオクという名だが、元はチェヒといい、父が謀反人として追われたために母や兄と生き別れになってしまったのだ。その後、使用人として現在の上司ファンボ・ユンの家に仕えるようになった彼女は、後にユンと修行も共にし、深い情で結ばれるようになった。

というのが今回のお話。

2回目の今回で大体このドラマがどんな感じかつかめました。良くも悪くも漫画チックです。アクションはワイヤーも使った派手なもの、音楽はロック調で、時代劇のメインターゲット層にはいやがる人も多そうです。ただ、漫画なら必ず「あり」のこのノリをそのままドラマにしてしまえたことがすごいです。水浴び中のチェオクがスリの旦那に服をかっぱらわれたことを察知して水からひゅーんと飛び出す場面にはホントびっくりしたし、ちょっと笑いました。展開に多少の不親切は感じるものの、日本の時代劇では現在なかなかお目にかかれないタイプの番組で結構気に入りました。これからもっと面白くなるみたいだし、何より多少のおかしいところを吹き飛ばす勢いがあります。謎の男ヒョンテクとその部下スミョンも気になるし、次も見ようと思います。

いかにもエリートというファンボ・ユンが妾の子として屈折した子供時代を送ってきたのは意外でした。相手が誰であろうと自分を曲げないところ、思いこんだら一直線の所が彼の最大の長所であり、短所でもあります。あまり相手の言い分を聞かないで詰め寄るような場面がみられ、ちょっと苦手なタイプです。話の中で段々変わっていくんでしょうか。

メインの何人かをのぞいてはコミカルな登場人物が多く、結構笑える場面が多いです。一歩間違えたらストーカーのヒョンテク、憎めない元スリ夫妻などなかなか楽しいキャラクターです。時代劇によく出てくるムードメーカー的なお笑いキャラが好きな私は結構うれしいです。
by chirimendonnya | 2005-11-12 20:43 | テレビ番組